杉山亮。すぎやまあきら。1954年東京生まれ。
 某大学を中退後、1976年、都内の保育専門学校に入学(クラスは女120人男1人!)。
 卒業後、東京都利島村(伊豆諸島のひとつ。人口280人)の村立保育園に保父として就職(ただし、まだ男性は保育者の資格がないので、身分上は調理員。資格が正式に認められたのは1年後)。
 利島で3年間保育をしたのち、大島や新島の保育園でも働き、あいまに北海道や琉球弧など全国各地の離島の保育園を見てまわる。
 その後、宇都宮市のひまわり幼稚園で担任を2年間。つごう7年を保育者として過ごす。
 その間に、糸ノコ細工を修業して、30歳のとき、おもちゃ作家に転身。
 埼玉県長瀞町で「おもちゃいろいろ・なぞなぞ工房」をおこす。以後、全国各地の画廊で個展を開催。
 毎年、おもちゃ箱フォーラムを主催。
 40代からは児童書や絵本のテキストを書くことも始め、現在はそちらが仕事の中心となっている。
 いくつか仕事を変えてきたが、いまだ、上がりということはなく、もっとおもしろそうなものが見えてきたら、いつでもそちらに行くつもり。そうやって冒険的に行かないと、自分という一冊の本がおもしろくならないとも思っている。
[杉山 亮]
我が家の前
この表札が目印
なぞなぞ工房アクセスマップ(8月1日から8月31日のみオープン)<PDF-830K>

【イラスト・フォト集】
 ポスターやチラシなどに自由に使ってください。

撮影:岩田歩惟

撮影:岩田歩惟

撮影:岩田歩惟

撮影:岩田歩惟

撮影:武田範子

撮影:武田範子

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講演
 講演は日程や内容、予算などの条件が折り合えば、お受けするようにしています。
 かって僻遠の地でお世話になったので、不便な所でも、おじゃまするようにしています。ただ、急にはむずかしいので、連絡は早めにいただけるとありがたいです。
 気になる予算は、時とともに変わっていくので、お問い合わせください。遠方の場合はほかに交通費と、遠方の場合は宿泊費がかかります。
 講演というと、ためになる話だから、つまらなくもしかたがないという風潮がありますが、こまったものです。ともかく、その時間をおもしろくということを、第一にこころがけています。
講演の主なメニュー
おもちゃについて
 具体的に、自分の気に入っているおもちゃを見てもらいながら、おもちゃをめぐる話をいろいろしていきます。「人形やテレビゲームの話題にふれてくれとか」とか「木のおもちゃの話がききたい」とかのリクエストも、もちろん、お受けできます。
子どもの本について
 作る側としての体験談を中心に、子どもの本の世界の実情報告と、子どもの本について思うことをお話しています。あまりする人のいない、とんち話やおばけ話、時代物についての話をすることが多いです。おはなしの実演を混ぜることもあります。
子どもの道具について
 子どもの本箱・机・クレヨン・ランドセル・などについて、どういうものが、子どもの味方になってくれるのかという話をします。育児の話は、ともすると精神論が多くて辟易とさせられますが、これは具体的なところから考えられるので、気に入っているテーマです。
保育について
 保父時代の話と、自分が見たあちこちの変わった保育の話について。いろいろ情報を流しながら、結局どういう保育がいいのか、どうやったら、いい保育者になれるのか、というところに話をつなげていきます。おもちゃや本の話とくっつけて、どういうものを園に置いたらいいかということもつけたせます。
子育てについて
 「絶対やった方がいいこと」「たぶんやった方がいいこと」「たぶんしない方がいいこと」「絶対しない方がいいこと」「どうでもいいこと」とわけて、原則的な話を、例をあげながらしています。
子どもの笑い考
 江戸時代から現代までの、たくさんの笑い話を紹介しながら、子どもの笑いの質がどう変わってきたのか、どうやったら、大人も子どもも、もっと上手におもしろがれるようになるのかを考えます。笑えます。
子どもが迷子になるとき
 珍しいテーマですが、注文があったときだけ、しゃべってます。
 迷子は子どもの自立への一歩か? 大人と子どもの思惑のずれについて。
 「講演というより、長い物語をひとつ聞き終えたようだった」という感想が出る話です。
勉強のしかた勉強のみかた
 勉強のしかたってあるのか、親が勉強をみるって具体的には何をすることなのか、なんて話です。
 小学生の親向けと幼児の親向けでいくらか内容が変わります。
※どのテーマも、おおざっぱな流れはありますが、いつも自分が今、一番新しく考えていることを伝えたいと思うので、なかみはどんどん入れ替わっていますし、聞く方たちの職業や年齢などによっても変えています。
 時間は、通常は90分程度でしょうか。
ワークショップ
 ワークショップは、講演と違って参加型です。大人向きのものと、大人子どもいっしょ向きのものとあります。どちらにしても、みんなでいっしょになにかをしながら、一人一人がいろいろなことをもっとじょうずにおもしろがる練習をする場と考えています。
ワークショップのメニュー
「おもしろさの発見」
 おもに画用紙と折り紙を使う紙工作です。90分の中で、ひとつのものをみっちり作る場合と、簡単なおもちゃをいくつか作る場合とがあります。会場には机が必要で、参加者にはさみとセロテープを持参してもらいます。
「室内ゲームで遊ぼう」
 おもしろいけれど、あまり知られていないボードゲームやカードゲームを、たくさん遊びます。カードゲームのカードをその場で作ることもします。子どもでも小学生以上で、会場には机と黒板が必要です。
「鉛筆ゲーム大全集」
 かって、雨の日の休み時間に子どもたちが教室で紙と鉛筆で遊んだゲームを紹介しながら、となりの人といっしょに遊んでいきます。日本では、ぼくだけがやっているプログラムで、親、親子、学校の先生、児童館の職員にも、おすすめのワークショップです。机と黒板、紙と鉛筆が必要です。
「いろいろ遊び100連発」
 かって、子どもたちがちょっとした時間に遊んでいた、たわいもない遊び(たとえば「ずいずいずっころばし」など)を次々にやっていきます。参加者には動きやすい服装で来てもらいます。また、机をとっぱらった平らな床が必要です。
「コインゲーム大全集」
 1円玉や10円玉を使って、家庭や友だち同士でできるパズルや十六武蔵やチェッカーなどのゲームをたくさん紹介し、遊ぶ、楽しいワークショップです。小学生から大人まで参加できます。
「トランプゲーム大全集」
 トランプがひとくみあれば家族や友だちで時間はいくらでもつぶせます。まず、ババ抜きから始めて、あまり知られていないけれどおもしろいゲームなどを紹介していきます。終わった頃には、みんな仲良しになっているワークショップです
ものがたりライブ
ものがたりライブ
 おはなしのライブショーで、ちょんまげ時代を背景にしたオリジナルのストーリーを一回に3、4話します。ろうそくを立てて、おばけ話もします。素話だけでいく場合と、素話に立絵紙芝居(ペープサート)を組み合わせる場合とがあります。大人と子どもがいっしょにいる場が理想です。
ぼくも私も名探偵
 新しいスタイルのお話ショーです。
 まず、ぼくがオリジナルの探偵童話の事件編を話します。その後、参加者に犯人は誰か推理してもらってから、解決編を話すというプログラムです。小学生から大人くらいが対象です。
http://www.g-advance.co.jp/k-jube/
http://www.g-advance.co.jp/obakeyashiki/index.html
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