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このエッセイは、最初はクレヨンハウスの月刊「音楽広場」に書いたもので、現在は「リトルドッグプレス」のホームページに連載しています。それをこちらでも見られるようにしました。今までおもちゃのついて書かれたものは多く『白木の温もりの手作りのまごころ』のように情に流れるか『○○力を育てるにはこういうおもちゃがいい』式のガイドブックです。そうではなく、きちんとしたおもちゃ批評を確立したいと思っています。
ここは、作品を作る過程で、また、日常の中で思いついたことを、書きとめているページです。また、急ぎの情報などもここで紹介します。
あずさで東京へ日帰り。
恵比寿でプークスタッフのTさんと待ち合わせて
子どもの本の店「ちえの木の実」へ。
ここは初めておじゃました。
とてもいいセレクト。
大きいところは「なんでもある」を期待していくが
中規模の所は店主のセレクトのセンスが感じられる。
人の家の本棚を見せてもらうような楽しさがある。
二冊購入。

代官山で食事をしながらちあわせをし
都立大学に移動してこれもはじめての店
「ニジノ絵本屋」さんへ。
こちらはさらに小さい店舗にエッジのきいたセレクト。
知らない絵本が多くてしげしげ見せてもらい
1冊購入。

渋谷から表参道に出てピンポイントギャラリーへ。
川端誠さんの個展。
ご本人が迎えてくれて絵の作成の裏話をしてくれる。
楽しい時間。

今日はお酉さまなので浅草まで行くつもりでいたが
さすがに時間切れだった。
変更して、規模は小さいが渋谷のお酉さまに。
石段を上がる前に住所と名前を書き、検温される。
今日はたいして並ばなかったが
初もうでの時など絶対無理と思う。どうするんだろう?

これでもまだ今日は終わらない。
渋谷のユーロスペースで映画「アイヌモシリ」を見る。
最終のあずさで小淵沢に戻る。
変更はあったが充実した一日。
今日は塩尻の図書館えんぱーくのお祭り。
そのイベントのひとつとして
ぼくのものがたりライブが決まっている。
蓼科の松岡享子さんに声をかけたら
「いっしょに行く」ということで車で
9時に迎えに行って
10時ちょうどに会場着。

本来150人の席をコロナの折、半分でするが
予約で75人満席になっているとのこと。
午前は探偵ものを入れる約束。
「コロッケとダイヤモンド」を語る。

お昼を図書館スタッフのみなさんと松岡さんと
図書館内のカフェでいただき、館内を散策。
ブックリサイクルコーナーで
廃棄の古い絵本を数冊入手。

午後は「おばけ話入り」とうたってある。
「どこじゃ平兵衛」を入れる。
終了後、松岡さんを家に送り
暗くなったころ、家に戻る。
もうすぐアメリカ大統領選。
松岡さんの話が熱い。
10月中に入れる約束だった
ミルキーの来年用の原稿の三話目を
偕成社に送る。
今回もプロットが二転三転した。
とにかく書いていると
こうした方がおもしろくなると
ひらめくときがくるので、
机の前にずっといるようにしている。
とりあえずホッ。
昨日送った三話目の原稿について
編集者からいくつか指摘が来る。
一番まずいのは先日送った二話目と
動機が似ている点。
確かにかぶっているので話を直しにかかる。
よけいなことは入れず
お金がほしかったという単純な動機にする。
ついでにあちこち細かく修正。
編集部から「これでいきましょう」と
連絡くる。ホッ。
あとは日記の部分とタイトルを考えること。
タイトルは毎年「もうないなあ」といいながら
みんなでなんとかしぼりだしている。
明日は東京・新宿プーク人形劇場でものがたりライブ。
11時からと2時から。
どちらもまだ空席があります。
当日ポンと来てくださっても大丈夫と思います。
どうぞ、おでかけください。

それに向けて今日はこれから夕方のあずさで東京へ。
早朝五時にめざましをかけて起きる。
起きて今日すべきこと、言うべきことを
ノートにとって考える。
ホテルから新宿に移動し近くのカフェでモーニング。
9時プークへ。
すでにスタッフをお願いしている友人たちが来ていて
Tさんの指揮で準備にかかってくれる。
ぼくは照明と音合わせのあとは奈落の楽屋で一人で準備。
10時半客入れ。
11時。午前の部開始。
コロナ仕様でみな間をあけて座ってくれる。
「ねず天パーティー」「天基上人とたぬき」「へっかみどころ」
アンコールで「聞いたことは聞き捨て」。
来年ポプラ社からだす予定の「ばけねこ」の
絵を描いてくれるアンマサコさんが編集者と来てくれてごあいさつ。
スタッフのみんなは総出で座席の除菌のための拭きそうじ。トイレも。

午後は2時から。
「もぐら温泉」「水かぶり観音」「半井宗儒」「涼み袋」
アンコールに「気の利いた物見」。
今年はかけあいのことば遊びを自粛した分
知らない話がたくさん聞けたと喜んでくれる人もいた。
ものがたりをたくさんすることになる。朝日新聞の記者さんが取材に来る。
3時15分終了。

ロビーでみなさんを見送ったあと
楽屋でアンケートを読みながらスタッフのみんなと反省会。
5時過ぎにプークを出る。
すごい開放感。
寝るのがもったいないようで一人でカフェで本を読み、
ホテルのベッドでビデオの映画を観る。
昨日のプークの公演でスタッフとして受付に入ってくれた
いなずみくみこさんはアーティストで
しばしば美術展に作品をだしている。
今回も川越での美術展に出品中というので
スタッフのチーフのTさんと待ち合わせて
見に行くことにする。

川越はずいぶん久しぶり。
小春日和。
蔵の町としてにぎわっていた。
菓子屋横丁の奥の蔵の中にいなずみさんのがあった。
最近は廃材アートという事で
もう使えなくなったガラクタを着色して
積み重ねてはりつけるという作品。
薄暗い蔵の中でぴったりの雰囲気をだしていた。

昼にうどんを食べ、昨日のプークの話や
今見た作品の話などしながら
しばらく観光客にまじって散歩して
駅でTさんと別れる。
ジェーアールで八王子に出てあずさで小淵沢に戻る。
さっさと寝る。
読まねばならない本が机の上に積みあがっている。
見るつもりでとっておいた映画のビデオもたまっている。
「指輪物語」の完全版を三部作ともとれたので見たいが
各3時間以上ある。
とてもとても。
とりあえず「ホビットの冒険」の方を見る。
書いたトールキンもすごいが
映画にした人たちもすごい。
よくこれを映画にする気になったものだ。
出てくる背景はニュージーランドで
あきらかにミルフォードトラックの岩壁とか滝とかが
出てきてなつかしい。

明日は朝から山形の大石田へ。
例年、
子育てぴょんぴょんフォーラムだが
今年はコロナなので密をさけて
学校スタイルに椅子を設置してのものがたりライブに
きりかえたとのこと。
もう一人、地元の昔話を語る方が出るというので
これは楽しみだ。
朝のあずさで東京へ。
山形新幹線で大石田へ。
新幹線はたっぷり読書できる楽しい時間。
思い切って大型だが「世界をまどわせた地図」を持参する。
着くといつものようにAさんが待っていてくれて
会場を下見。
今回は工作などのワークショップで
どうしても密になるぴょんぴょんフォーラムではなく
ものがたりライブにきりかえての開催。
間をあけていすを並べて客席をつくる。
そのあと、恒例の千本団子の店へ。
あいかわらずの繁盛ぶり。
行列してありつく。
いったん、宿のあったまりランドに入り
温泉につかったあと、
AさんIさんと食事。
20年間変わらない構図。
20年という歳月を思い、みんなでちょとしみじみする。

朝、スタッフが迎えに来てくれて会場の虹のプラザへ。
2階の大会議室で10時から午前の部開始。
75分の予定。
まずぼくがひとつ語り、
続いて地元山形の語り手古瀬孝子さんの山形弁の語り。
「3枚のお札」ほか。
楽しい。
でも知っている話だから方言のいいまわしもわかるけれど
知らなければ山形の子だって難しいだろうなあ。
そのあとまたぼくが話して午前の部終了。

控室でみんなでお昼を食べ
1時半から午後の部。
また古瀬さんといっしょ。
今度はぼくは明かりを落としておばけ話をする。
「どこじゃ平兵衛」。
無事終了。

早くも来年は11月14日の日曜日と決まる。
どこまで行くのだろう?
Aさんから「杉山さんが歩けるうちは続けます」と言われる。
今日の催しについてはブログ「nagamimiyaの日記」に詳しい。

夜、またスタッフのみなさんと会食。
楽しい時間が過ぎていく。
午前中は地元大石田の小学校でものがたりライブを
させていただくのが通例だったが
今年はコロナで変則。
となりの尾花沢市の尾花沢小学校におじゃまさせていただく。
ここは初めて。
体育館で5年生と6年生に45分づつ。
無事終了。

Aさんたちといっしょにお昼に新ソバを食べ
昼過ぎの新幹線に乗る。
また「世界をまどわせた地図」を読みながら郡山へ。
郡山ではジュンク堂を散歩するのが楽しみ。
ホテルに入り夜はkさんと食事。
kさんはもともと原発のおひざ元の町の学校司書で
震災で人生が変わった。
福島でのぼくのものがたりライブを
何度もプロデュースしてくれていて
プークのものがたりライブの制作部の1人でもある。
いろいろ話す。
朝、Kさんが迎えに来てくれて
車で浜通りへ向かう。
磐越道は除染土を中間貯蔵施設にはこぶ
トラックの列がえんえん続いている。
現実を突きつけられる思い。
お昼は小名浜の漁師食堂へ。
もちろん海鮮丼。
とてもおいしい。幸せ。
昼過ぎにいつものように
いわき市に間借りする双葉町の小学校へ。
全校30人。
みんな仲良さそうでかわいい。
今年は体育館で45分の語り。

そのあとKさんに泉の駅に送ってもらい
特急ひたちで東京駅へ。
新宿に移動し、夜のあずさで小淵沢へ。
ずと晴天に恵まれ、なつかしい人たちに会え
いい旅になった。
東北から帰ってきたばかりだが
明日からは四国に行く。
またしばらく留守になる。
とはいっても
例年この時期はほとんど家にいないから
いつものことなのだけれど。
なんだかんだ
やはり旅は嬉しい。