桂小文枝襲名披露興行

午後、塩尻のレザンホールへ。
桂きん枝が四代目小文枝を継ぐことになり、襲名披露。満席。
襲名披露興行は口上が入るので
顔ぶれが豪華になるのが普通。
桂文枝を筆頭に月亭八方、桂かい枝の上方勢。
漫才にのりおよしお。
東京から林家三平と言う顔ぶれ。

文枝は格が違う。
いるだけで場が楽しくなる。
けっこうな歳になっても新作一筋というのもすばらしい。
八方は「野ざらし」、トリの小文枝は「禁酒番屋」。
ぼくもそうなので人のことは言えないが
三平はトチったり、かんだりが多くて
はらはらする。
 今は若さで救われているけれど
年とったらつらいかも。
 先代三平の小話をつなげて、客席をかきまわす落語は
古典とか新作とかを突き抜けた
別の極北で、その路線は路線でとても好きだから
がんばってほしいのだけれど。