五時半起きしてまた練習。
夕べ横になってから思いついた部分をしゃべってみる。
大雨の中を新宿に出てドトールで時間調整しながらモーニング。
9時にプークへ。
Tさんはじめスタッフをしてくれる知人が5人。すでに準備中。
台風だから申し込んでくれた人のキャンセルもあるだろうと思っていたら
なんと一人もないとのこと。すばらしい。
今回はコロナ禍で定員は半分なので
受け付けは楽かと思ったら検温したり
あいまに総出の消毒清掃作業があるので
かえって忙しかったよう。やはり大変。
川端誠さんもじきに来てくれてステージのチェックをし、11時スタート。
いつものテーマ音楽がかかると
(ああ、また始まる)とわくわくする。
ここで自分がわくわくしないようだと、いいステージにならないが。
出るとお客さんは互い違いにすわり、マスクをしている。
ぼくはマスクはしないが距離を取っていつもより後ろの方に立つ。
これがしばらくはコロナ禍のステージの基本になるのだろう。
人数が少ないからさびしいかと思ったら
全然そんなことはなかった。
むしろ、みんな横はあいているし、足元は広いし
前は見やすいし、居心地がよさそう。
これはむしろプラスと考えよう。
告知してある「八ヶ岳の虫」を語って
川端さんが絵本を「りんごです」「うえきばちです」を読み
ぼくが新ネタ二本「駒形伊勢屋」「チンさんの竹林」を語り
アンコールはショーモナイ話の「竜宮城の宴会」。
これで75分。
すぐロビーへ出てみなさんを見送る。
今回は密をさけて書籍販売もサイン会もなし。
スタッフはみんなが帰るとあちこちの消毒作業。
2時から午後の部。
こちらもキャンセルゼロ。ありがたいこと。
告知してある「マイケル」。
そのあと、川端さんが客席に残ってくれたので
ごあいさつ代わりに川端さんの
「帰ってきた風来坊」をぼくが読み
これがなぜ名作絵本なのかとちょっと解説。
川端さんに出てきてもらって「うえきばちです」を
読んでもらう。
予定外の事なので客席は大喜び。
またぼくで「歳神様」。
「マイケル」が長いのでこれで時間が来てしまう。
70分しかないからなあ。
アンコールに短いおなじみの話をして終了。
ロビーで記念写真に応じたり雑談したり。
みんなが帰った後、スタッフはプークのみなさんといっしょに
館内中をふきまくっている。
これはほんとに大変だ。
外はまだ強い雨。
電車がとまったりしたら困る。
スタッフでお茶をのみながら簡単に反省会をしただけで
4時過ぎにプークを出る。
5時のあずさで小淵沢に戻る。
7時に着いたら雨はあがっていた。
長い一日が終わった。