甲府の山梨県立文学館で飯田龍太展をやっている。
それにあわせてゆかりの俳人によるシンポジウムがあって
応募したら当たったので行く。
コロナで半分だがちょうどいい入り。
龍太の句をあげて鑑賞して行く。
鑑賞力と言うことばがあるか知らないが
いい鑑賞ができる人はいい。
代表句とされる「一月の川一月の谷の中」は
ぼくにはよくわからない。
「かたつむり甲斐も信濃も雨の中」は
ちょっと調子がよすぎるような。
「どの子にも涼しく風の吹く日かな」がいい。
俳句を知らない人が見てもいい句なのが
いい俳句なのではないかと思う。
そのあと、展示をじっくり見る。おもしろかった。