昨夜遅く妻と隆が熊野古道を歩き終えて戻ってきた。
高野山から熊野本宮までの小辺路と呼ばれるルート。
四日間で四つの峠を越えるというやたら標高差のある道だったらしい。
高野山は通常、四国八十八か所を巡ったあとに結願で行くところなので
そこで納経し、今度は熊野に入る。
高野山は仏教で熊野は神道だが、昔はもっと混然としていたのだろう。
隆は今朝早起きしてガイドの仕事でどこかの山に行ってしまったが
妻からいろいろ旅の話を聞く。
充実していたようでなにより。
明日からぼくが熊野に行くのでその準備をする。
三重県の紀宝町の小学校で恒例の一週間のものがたりライブツアーだが
宿は熊野川を渡った和歌山県の新宮市になる。
新宮は熊野大社の入り口の町なのでほんとにいれちがいだ。