道の雪もすっかり溶け
うちの庭の雪も薄くなって
地面が出てきた。
静かな1日。
山の本を読む。
登山や冒険の話は大好きだ。
とくに遭難の話は人ごとではない。
1人で道に迷ってうろうろした事は何度かある。
八ヶ岳の天狗岳に東側から登った時も
沢をまっすぐに渡渉しなければいけない所を
渡らずに沢に沿って河原を上がったために
40分はうろうろした。
もっとまずかったのは浅間山に登った時だ。
山頂の噴火口をのぞきこんだ後
一度大きく下り
車坂峠に登り返すところで道がわからなくなった。
浅間山はその時火山活動がけっこう盛んで
立ち入り禁止状態だった。
まだ30代で若気の至りで
何を言われても仕方がないのだが
誰も人が歩いていないから遭難しても
誰にも発見してもらえるわけがない。
それでも行きに通った道だったので
登ったり降りたりして
やっとのことで道を見つけ
1時間のロスですんだ。
あれは危なかった。
なんてことを思いだしながら読書。