ぼくの机の上にはいつも
読みかけの本が10冊くらいあって
その日の気分とか持ちやすさとか
いろんな理由で取っ替え引っ替え
読んでいる。
2階に行けばまた別の読みかけの本が
置いてあって寝る時に読む。
今日は「大名廃業」という本。
様々な理由で幕府につぶされた藩の話。
うちの父は海音寺潮五郎が好きで
子どもの頃、家に本がたくさんあった。
お家騒動の話もたくさんあって
黒田騒動だの伊達騒動だのあったから
小学生の頃から読んでいた。
でも藩主ご刃傷沙汰を起こした赤穂藩とかが
つぶされるのはわかるが
事務的な手続きのミスで幕府から改易を
命じられたり
切腹させられたりされたのは気の毒。
昔は理不尽な事が多かった。
とまあ、ここでも、バレバレの悪事をやっても
引退しない今の政治家は
潔さを知らないなと比べてしまう。
廃業はしないもんなあ。