紅の保育園では今、大きい子たちがあやとりをやっているらしい。
小淵沢に来て、しきりにあやとりをしたがるので
うちにあるあやとりひもを一本あげる。
ついでにいくつか技を教えた。
「バナナ」をなんとか習得できた。
きっと今頃、保育園で得意げにやって見せていると思う。
それにしても、あやとりを教えるのはむずかしい。
どうやっても一対一でしか教えられないが
自分が両手でサンプルをやってみせつつ、
なおかつ相手もやり、「それは違う」と直してあげたいときに
指がたりない。
でも、その苦労をのりこえて覚えるので
逆に体が覚えて、何年たっても忘れない遊びになるのだろう。
で、紅が帰ってからも一人で
少しむずかしい技のレパートリーを増やそうと
本とにらめっこ中。