朝、バスでファティマを出てさらに南下。
今回の旅はポルトガルの一番北から入って南のリスボンから出る
一筆書きなので効率がいい。
シントラへ。
今日も青空。
山の上にあるお妃さまの夏の離宮を見学。
中に水を流したり、冷気がこもる部屋を作ったり、避暑のための工夫がされている。
お昼は町をぶらぶらして外のテーブルでポルトガル名物のイワシのグリルを食べる。
またバスで首都のリスボンに入りも一度チェックインしたあと、
まずはテージョ川の河口に面したベレンの塔へ。
ちなみにベレン川は全長千キロを越えるイベリア半島で一番長い川。
信濃川の3倍長い。
その近くにある発見のモニュメントへ。
ここには大航海時代のロマンがある。
エンリケ航海王子を先頭にバスコダガマ、マゼラン、コロンブスなど
世界史上に名を残す人たちの像が並ぶ。最後の方にはフランシスコもいる・ザビエルもいる。
ザビエルは「日本を発見した人」という扱い。
そうか、ぼくたちは発見されたのか!
それから歩いて世界遺産のジェロニモス修道院へ。
回廊に囲まれた広い中庭をぐるりとひとまわり。
それからリスボン市街に戻ってトラムに乗る。
トラムは日本で言えばチンチン電車。
広い道もギリギリの路地もギリギリで抜けていく。
江ノ電や嵐電よりも生活感があって、乗っているだけで楽しい。
一番高いところでおり、ケーブルカーの線路を歩いて下る。
リスボン市内には何か所かケーブルカーがあり、トラムではのぼれない急坂を
市民の足として運行していたが、去年の九月に運転中にケーブルが切れて
車両が暴走し、16人も死亡する大事故があり、原因が究明されるまでと言う
理由で現在もすべての線で止まっている。
激突してたわんだ壁を見ながら下る。
リスボンは七つの丘の町というそうだがほんとに丘だらけ。
どの丘も建物で埋め尽くされ、登り坂を嫌がっていたらどこにも行かれない町だ。
夜になる。自由時間の多いツアーで
ふらふら歩くのが好きなぼくと岩城さんにはピタリなのだが
今夜はファドのディナーショー。皆さんといっしょに下町へ。
「女性に声をかけられても無視してください」とガイドさんから注意がある。
そんな夜の町。
これも名物のあひるごはんをいただいたあと、9時半からファドのステージ。
三人の歌手が12弦のポルトガルギターとフラメンコギターの伴奏で朗々と歌う。
ポルトガルギターの堅い音色は最高だ。
ファドはポルトガル語だから歌詞はまったくわからないが、確かに哀愁を感じる。
情緒たっぷりの石畳の路地裏を靴の音を響かせながら歩き
夜11時にホテルに戻る。
