3月11日

晴天が続いて嬉しい。
バスでポルトからさらに南下。
ポルトガルは南北に細長いので
南に行くほど緑豊かで暖かくなり湿度も低くなる。
コスタノヴァへ。
ここは潟に面した漁師町で沖に出た漁師が自分の家が遠くからでもすぐにわかるよう
壁をストライプに塗ったのが始まりで、赤白、青白、黒白など
縦じま模様の壁の家が続き、今ではそれが名物になっている。
そのあとアヴェイロの町へ。
ここは運河があり、遊覧船もある。
その近くの店で子豚のハンバーガーで昼食。
そのあと、コインブラへ。
急な丘の上にあるコインブラ大学は1290年創立の名門。
日本では鎌倉時代だ。
大学図書館へ。
ここも世界で最も美しい図書館の一つでラテン語の本が整然と並んでいる。
見学は15分以内で撮影禁止の厳格なルールがあった。
丘から降りると下は賑やかな学生街の雰囲気で若者が行きかい、
お土産物屋も並んで楽しい雰囲気。
ここでガイドさんにお願いしていたお菓子屋さんに連れて行ってもらう。
ポルトガルで唯一今でもコンフェイトーを売っている店とのこと。
ギザギザのとんがりを持った砂糖菓子。
これが日本に来てコンペイトウと呼ばれるようになり
ポルトガル人の宣教師が織田信長に献上したので知られている。
淀君も好物だったそうな。
もちろん「コンフェイトー」と言って買う。
これで通るのが嬉しい。
日本のほどきれいにとんがってはおらず、でこぼこはゆるい。
また、バスで今夜の宿泊地ファティマへ。
夕飯は岩城さんと近くのレストランへ。
エビのリゾット。大きなエビがふんだんに入って美味しい。
今日はまだ終わりではない。
ファティマは1917年に「ファティマの奇跡」と呼ばれる出来事があった町。
三人の子どもの前にマリア様が現れた。
それが信じられ、教会がたてられ、三人の子は聖人に列せられ、
ローマ法王が訪れ、大勢の人が連日集まり、ホテルや土産物屋が並び
一大宗教都市になった。
毎日、夜の9時半からとなりの教会で行われるミサに行く。
ローソク行列があるとのことでホテルのフロントでロウソクを買って持って行く。
なんと1000人くらい集まっていて神父のことばに歌のあと、
神父が祭壇のローソクから火を取り、それを最前列の数人のローソクに移す。
それをまわりの人に火をわけあい、ぼくもとなりの人から火をもらう。
世界中の人がいるだけになんだか一員に加われた気がして嬉しくなる。
そのあと、大きな十字架をかかえた人を先頭にローソクをかかげて
広場を一周し、一番後ろのマリア様の立像をのせたおみこしを見送り、
神父様が終わりのことばをいい、参加者が「グッドナイト、ファーザー」と言って終了。
ホテルに戻ったら11時近かった。