3月13日

リスボンで今日は一日自由行動の日。
こういう日があるツアーは珍しいかも。
もちろんオプショナルツアーもあって
半数の人は添乗員といっしょにバスで
郊外の観光地に行く。
ぼくと岩城さんはもちろんフリーを選び、
朝食をとりながら地図を見て相談する。
へたなルートを作ると丘を何度も上り下りさせられると
昨日わかったので効率よくやりたい。
ホテルは地下鉄のカンポ・ペケーノのすぐ近く。
一日フリー乗車券を買い、そこから乗り継いで
旧市街のレスタウラドーレスで降りる。
ここは平らな広場だがすぐに急な階段で歩いて丘に上がる。
ほんとうならここにはサンタジュスタのエレベーターという
20世紀の初めに建てられた歴史的なエレベーターがあるのだが
残念ながら休止中。下から見ると大阪の通天閣そっくりの
エレベーターだけの建物で、上の階から渡り廊下で丘に平らに行ける。
しかたなく石畳の急坂をてくてく上がる。
ふんばらないとずりおちそうなところもある。
今日は晴れているが雨ならこわいと思う。
最初はカルモ修道院。
リスボンは1755年に大地震があった。
地震が来て津波が来てさらに大火事になり
25万の人口のうち、つごう1万人以上亡くなり、
リスボンの建物の85パーセントが崩れたとされる。
首都だけに行政機能も集中していたがそれがすべてマヒ。
悲惨な話。
カルモ修道院はその時の被害をあえてそのままに残している。
柱と壁はあるが天井はすべて落ちて露天の修道院。
これは見たかった。
また坂を下り、広場を横切って
トラムの12番線に乗る。
これは現地のガイドさんのお勧め。
28番線は観光客で大人気の観光路線だが
12番線は庶民的で地元の人が乗るし、すいているからすわれるという。
その通りで軒先をかすめるように走り、サン・ジョルジェ城のまわりをぐるっとまわる。
一番上の高台の展望公園で下車し、坂を歩いてくだって
カテドラルへ。見学。さらに下りてコメルシオ広場の横にある
リスボンストーリーセンターへ。
外国人がその国の歴史を大急ぎでまなべるように
たくさんの国のことば機能がついたヘッドホンをつけて
館内の展示を見たり、映像を見られるようになっている。
マルタでも入ったが、日本でもあればいいのに。
リスボン地震を紹介するコーナーでは部屋全体が大きく揺れてびっくり。
そのあとまたトラムで市場へ。
ここははっきり観光客用で
フードコートで食べることにする。
周囲にある店で買ったものを中央のテーブルで食べる仕組み。
タコのホットドッグにする。
ホットドッグのパンにソーセージでなく
太いタコの足がはさんである。とてもおいしい。
そこから歩いて休止中のケーブルカーの線路を上がる。
他にも大勢の人が行き来している。
上がってしまえばまた平らになる。
上のカモンイス広場に出て坂を反対側に下り、
アウガスタ通りへ。
ここはリスボン一の繁華な通り。
左右はデパートが連なり、真ん中は露店のレストランとカフェ。
昼間からビールやワインを飲む人でにきわっている。
ロシオ広場まで歩いて地下鉄に乗り、グルベンキアン美術館に行ったが
情報が正確でなく、なんとクローズしていた。
ルーベンスやレンブラントの絵があったそうなので残念。
そこからホテルまでは歩けると岩城さんが言うので歩く。
ぼくも地図を見るのは好きだが岩城さんも好きで
ぼく以上にスマホを自在に使いこなすので
助けられることが多い。
ぼく一人なら地下鉄を乗り継いで帰って時間ロスになったと思う。
夕方の5時半にホテルにいったん戻る。
ただし、寝るには早すぎるし、1日乗車券はあるし、というわけで
また6時に出撃する。
また地下鉄を乗り継いで朝の広場に行き、
トラムに乗る。
夜のにぎわう街は生活感にあふれて楽しい。
お城やカテドラルはライトアップされている。
終点まで30分で行って、また戻る。
最後にホテルの近くのスーパーで買い物。
いつも必ず地元のパン屋でパンを買っている。
夜9時頃、ホテルに戻る。
明日は早立ちなのでキャリーケースをあけて荷物をつくる。