このところ、ホロコースト関係の本をずっと読んでいるところに
塩尻の東座で
「ヒトラーと戦った22日間」という映画がかかったので見に行く。
ナチスのユダヤ人絶滅収容所と言うとアウシュビッツが有名だが
実は6か所あった。
そこで1943年に大脱走があった。
その顛末を映画にしたもの。
ガス室での大量殺戮シーンとかあるので、見ていてもつらい。
でも、いつも思うのは「どうして人が人にこんなひどいことが
できるようになってしまうのか?」ということ。
別にゲルマン民族が先天的に残酷で悪人のはずはない。
自然とグリム童話と音楽の国の民だ。
それがどうしてこうなっていったのか?と考えると、
状況次第で誰だって加害者側になりえたのではないか?となる。
では、その状況とはなにか?
そこを考えずに、その国のことを悪魔の手先のように言い続けても
まったく建設的ではないなあ。
かえってきて、ひきつづきポーランド関連の本を読む。