上野の森親子ブックフェスタ

いい天気。
東京は暑いだろうと見越して半袖シャツで
あずさに乗り込む。
お昼に上野へ。

昔は下町の上野や秋葉原はなんだかガラが悪い町で
山の手の渋谷や青山がおしゃれな町だったが
ここにきて逆転した気がする。
渋谷はうす汚れ、青山は下品になる反面
秋葉原は世界のアキバになり、
上野は芸術の町になった。
とくに上野公園の動物園前には
東京には珍しい大きな広場があってほんとに気持ちいい。

そこで児童書の出版社がブースを並べて
新刊本の20パーセントオフセール。
作家のサイン会やイベントも同時進行。

自分の出番前に着いたのでぶらぶらする。
藤田浩子さん、川端誠さん、藤本ともひこさん、
旧知の出版社の編集や営業の人。
ぼくのホームページを見てきてくれた人。
いろいろな人と次々にあいさつする。
なんだか冬があけて春が来たようだ。

2時からイベントテントでサイン会。
偕成社の人がしきってくれる。
整理券の番号順に、
ぼくが上段に子どもの名前と、ひとことセリフと
日づけと名前を書き、下段に中川大輔さんが絵を入れ、
そのあと子どもをはさんで3人で写真を撮るのが基本パターン。
子どもに交じって図書館の司書さんや学校の先生もいる。
この間、後ろでは応援に来てくれた友人たちが4人で
夏のものがたりライブのチラシを配ってくれる。
ありがとうございます。
ちょうど1時間で終了。

そのあと編集者と中川さんとレストランに移動してうちあわせ。
5時に会場をあとにする。
夜のあずさで小淵沢に戻る。