奈良

帰り道。
天気もよし。
いつもここの仮説の会に呼ばれたときは車で来て
帰りに奈良を通って帰るのが習慣だった。
今年は帰りはどこに行こうかと計画をたて、
 電車ではいけない山奥の古寺も
ずいぶんまわった。

で、考えたら奈良はもう3年くらい行っていない。
だから、今年は好きなところだけピックアップして行くことに。

高速で生駒の山下を抜けて奈良へ。
まず、西の京の唐招提寺へ。
正面から見る堂と屋根。
天平のいらか。ほんとうにきれいだ。
「隅鬼」というのは知らなかった。
庭から目をこらして見上げて
大屋根の梁の下に発見。

薬師寺はスルーして、車で新薬師寺に向かう。
ここの十二神将はいくら見ていても見飽きない。
暗がりで目をいからせるバサラ大将。
怒髪天をついて、かっこいい。

すぐとなりの入江泰吉写真館。
ここは初めて入る。

車で寧楽町に移動。
唐招提寺と新薬師寺はひっそりしているが
ここは奈良公園と興福寺が近いので
人があふれている。
お店も多い。
ここでの楽しみは餅飯殿通りの古本屋ショッピング。
短い通りなのに4軒もある。
 いい本が多い。

猿沢の池から興福寺の境内にあがり、宝物館へ。
人が多いが、ここはやはりはずせない。
アシュラ以下オールスターだ。

あと行きたいところと言ったら
東大寺の三月堂だが、さすがに一日にいくつも見るものではないだろう。
帰路に着くことにする。
天理から、行きと反対のルートる
途中、帯解寺入り口を通る。
いつも看板を見て気になってはいたが寄ったことはない。
行ってみる。
安産祈願の寺。
若い夫婦や、家族連れが数組いる。
あかちゃんを抱いているのは願ほどきの
御礼参りだろう。

どんどん走って夜9時過ぎに小淵沢に戻る。
久しぶりに大好きな奈良を満喫した。