心中天網島

大阪で一日フリーになった。
もう吉本も一昨日見たし、
天神橋筋をぶらぶらしようかと思ったが
待てよと思い直して調べたら
国立文楽劇場で文楽をやってる日だった。
ラッキー。
近松の「心中天網島」。
近松の名作と言うことで名は知っていたが
うーん、これは名作かなあ?
動かないシーンがさすがに多すぎるような。
「恋飛脚大和往来」のような雪道のはなやかさもなく
最後は女を刺して自分は首を吊る。
古典にどうこういうものではないけれど
どよーんとした雰囲気で終るのはどうもなあ。

夜、小淵沢に戻る。
ホームに降りてあわてて上着を着る。