4日目

快晴。
再び旧こんぴら街道を歩き出す。
ずっと平ら。
関の戸で峠越えになり、また一本道を25キロ。
夕方、伊予三島の宿屋に入る。
ここは製紙の町でいも
赤白まだらの高い煙突から煙がもくもく出ている。
80過ぎのおばさんが一人で切り盛りしているが
今年はコロナでお客も減り
そろそろ廃業しようかなどと心細いことを言う。
もちろん「がんばってくださいよ」とは励ますが
実際大変だろうなあ。