家でお昼に1人の時は
たいていラーメンを作って2階に上がる。
で、めったに見ないテレビをつけて
録画しておいた番組を見ながら食べる。
今日は「ブーニン.復活の軌跡」を観た。
ピアノ界のスーパースターのブーニンは
病気と治療で10年も休んだ。
その復活コンサートが昨秋
うちの近所の
八ヶ岳の高原ロッジの音楽堂で開かれた。
その経過のドキュメンタリー。
とても良くて、食事が終わっても
つい見続けてしまった。
だいたい、児童書についてでも
語りについてでも、
参考になる考え方は
音楽や芝居や他の世界の名人の言葉に
教わることの方がずっと多い。
ブーニンが「音の粒を揃えたい」というとき、
その感覚を語りに応用すると
具体的にどういう事になるかなどと
考えるのは刺激的でとても楽しい。