新宿末廣亭

朝のあずさで東京へ。
八重洲口の小宮山印刷へ。
なぞなぞ工房の新しいパンフレット作りの
打ち合わせ。
新宿に戻り、夕方はふらっと新宿末廣亭へ。
八分の入り。
トリは人気者の林家たい平。
熱演。ただ、へべれけの酒好きの話は
どうも共感できなくて、ぼくがのりそこなった。
その前がさん喬。場を心得た軽い話。
前の方に猫八が出て動物の物真似。
この季節はやはりウグイスの初音が聞き物で
これを聞けただけで嬉しくなった。
若い頃を知っていた噺家が老けて出てくるのを
見ると、ほんとに時の流れを感じる。
すっかり年寄りの顔になった馬生が
「不精床」で
「足駄をはいた小僧さん。名前は?
え、しんすけ?
あしだしんすけだね」と言う。
さすがにこれで笑える人は
どれくらいいるのだろう?
めげずに言い続けているのがおかしくて
死ぬまでこのギャグで行ってくださいと思った。
なんだかんだナマは楽しい。