3月17日の日記

ウズベキスタンから帰ってきて
夜10時半から朝の8時半まで
一度も目を覚まさず、爆睡した。
日曜で孫のベニとカイが来て起こされた。
お土産を広げて「どのお菓子がいい?」と訊くと
やはり見た目が派手で
いかにも甘そうなものから持っていく。
そりゃそうだ。
午後、甲府へ。
山梨県立文学館で映画「夢みる校長先生」上映会。
申し込む時は時差ボケで会場で
寝てしまうのではと心配したが
そんなことはなかった。
実は校長先生は学校では大統領に近い
権力者らしい。ほー。
ただ、たいていの先生は最後の数年を無難に
終わらせようと考えるだけ。
でも、今まで何十年も現場の先生やってきて
その集大成として
いろいろなことができるそうだ。
逆にいうと保守的な校長先生も
やりたいことができるということだけれど。
上映の後、オオタヴィン監督と
出演していた校長の西郷先生と
主催の山梨弁護士協会の2人で
ディスカッション。
弁護士さんの場の運びようが
とても気持ちよかった。
「学校でしてはいけないのは
法に触れること。
それは世間と同じ。
それ以外は随時みんなが都合良くなるように
ルールを決めればよく
校則はいらない」というわけで
無くしてしまったのが
世田谷区の中学校長の西郷先生。
若い先生に贈る言葉として
「みんな、早く校長になってください。
そうしたら、学校を変えられますから」ですと。
今までぼくのまわりは
「管理職になるのが嫌だから
ずっとヒラで生徒と遊んでいたい」という
先生が多かったのだけれど
一理もニ理もある考え方で
面白かった。