3月20日の日記

朝、雪。
午後から金田一春彦記念図書館での
イベントに申し込んであるので
おやおやと思っていたら
昼にはあがってどんどん溶けてよかった。
「辞書で遊ぶ会」。楽しそう。
杣ブックスの細井岳さんの
コーディネートで参加者15人が
別々の国語辞典を持つ。
普通の図書館にどれくらい国語辞典の種類があるか
知らないが
ここはその道の泰斗.金田一春彦記念図書館だ。
たぶん、日本中の国語辞典がある。
ぼくはあえて広辞苑にする。
全員が気になる単語を一つメモ用紙に書いて
細井さんに渡し、細井さんがランダムに
読み上げる。
こういう時、「愛」とか「真実」とか
書く人と、「裏」とか「暁」とか
「なぜそれを」と聞きたくなるような
でも、妙におかしいセレクトをする人に
分かれるようだ。
ぼくは後者。
で、読み上げられたお題を一斉に
手元の辞書で引く。
それにしても辞書を引くのは
ずいぶん久しぶりだなあ。
なるほど、辞書によって解釈は違う。
赤瀬川原平の言う通り
新明解国語辞典は癖があっておかしい。
互いに読み合うだけで面白かった。
あっという間に時間がたった。