それにしてもなあ

「真実を証言する」証人喚問で
「刑事訴追の恐れがあるから言えません…」で全部かわして
よしとする。すごいなあ。

愛媛県の文書に記録されているものを
「記憶にない」でかわせると思っている。
ふつう、記憶は忘れるものだからそのために文書にしておくわけで、
記憶と記録では記録の方が優先されるだろうに。
これも、駄々っ子のようでいい度胸だ。

森友学園の用地売買の大幅な値引き理由も、もう説明がつかないだろう。
売る側の国の方が安くする理由をさがしているように見えるし。

近々の次官のセクハラ問題は次元が違うから置くとしても
なんだかバケツの底が抜けたようだ。
かってのウォーターゲート事件はそれでもまだ
ニクソン政権が民主党の情報を手に入れたくて起こした
政治がらみの事件だったが
今回の日本のは完全に、この国のトップが
知り合いの便宜もしくは利益のためにはかり、
官僚がそれを止めるのでなく、諾々としたがって
公文書を書きなおしたという構図になる。
志が低すぎる。

大臣が悪いのはまだ楽。
替えればいいのだから。
だが、官僚機構がだめというときには
どうすればいいのだろう?