夜、塩尻の東座に行く。
「ザ・シークレットマン」。
ニクソンが失脚したウォーターゲート事件の内幕もの。
新聞に情報をリークした高官は当時「ディープスロート」と呼ばれた。
その言い方が強烈なので覚えているが、
これがFBI副長官のマーク・フェルトだとわかったのは
ずいぶん後のこと。
そのマーク・フェルトが主人公。
国会の証人喚問で予想をくつがえしてほんとうのことを言えば
たとえそれまで悪役でも一気にヒーローになれるのに。
なんていう、今の日本の状況がとてもよくかぶった。
だから歯がゆいが、おもしろかった。