おもちゃばこフォーラムin東京 2018

朝のあずさで新宿へ。のりついで秋葉原へ。
この数日、小淵沢はとても涼しいが、東京も湿度が低く
いい感じ。
歩いていて汗をかかない。

秋葉原駅から歩いて5分のアーツ千代田3331へ。
ここは廃校を再利用した、とてもユニークな施設で
美術や工芸に関心のある人が連日、個展を開いたり
ワークショップを開いたりしている。
ショップも変な作品が多くて、見ていて楽しい。
今回は東京のおもちゃばこを主催するいなずみくみこさんが
廃材アートの個展を一週間するために会場を借りていて
その中の一日をおもちゃばこフォーラムにあてた。
したがって四面の壁をアート作品に飾られた真ん中で
おもちゃまつりをする形。

午前中はおもちゃまつりでいろいろな店が出る。
ぼくは京都でもやった積み木教室を再び。
一回2ちゃ。3人限定で25分づつ。計9人を相手に18ちゃをかせぐ。
ちゃは仮想通貨なので日本円にすると900円のかせぎ。

午後からはオンステージで動物競馬第三レース。
こちらは馬券を1ちゃで売るとホイホイ売れる。
ギャンブルの胴元は元手いらずで一気に稼げる。
我ながらこわいなあ。
5ワクは「オオカミオー・ボロ」だが、これが
なんのパロディなのかを知っている子はほんとにいなくなった。

で、ぼくの次が万年筆丸(まんねんふでまる)さんのバナナのたたき売り。
もちろん「買った!」と最初に声をかけて正しい買い方で買う。
そういえば以前、別のバナナのたたき売りの時、
知らない子どもたちと若い親が手をあげるだけだったのを見た。
みんな、声をだして買うというのが苦手になっているような。
10本の房で300円だった。
文句なし。

で、ぼくがまた出て行ってものがたりをひとつやらせてもらい、
トリはジキジキ楽団。
夫婦のお笑いバンド。
夫のギター、妻のピアニカとアンデスのレベルはとても高く、
お笑い抜きで聞き惚れる。
でもお笑いなので
「ぼくらはみんな生きている だけどそのうち死んじゃうんだ」なんて
おかしな歌を全員で歌わされ、
クライマックスのおでこのピアニカ演奏まで、いや走る走る。
みんな、大盛り上がりになった。
おもしろかった。
 
 あいまに壁のいなずみさんの廃材アートを鑑賞し、4時過ぎ、すべて終了。
みなさん「また来年」と挨拶をし、あちこちに散っていく。

夜のあずさで小淵沢に戻る。
おみやげはバナナ。