南丹市へ

朝、京都駅に戻る。
ダイヤはずいぶん乱れているが
うまく山陰線で南丹市の園部へ。

今日は保険所の世話で
このあたりで子ども支援の仕事をしているみなさんの
研修会の講師。
台風のせいで一日早く出たのでやっと三日目に働けることになった。

ひさしぶりにワークショップ鉛筆ゲーム大全集。
雨の日に紙と鉛筆だけで遊べるゲームを三時間たっぷり。
保育士や保育ママさんもいるので小さい子向けのもの中心でし、
なぜ、こういう遊びがいいのかといった話も混ぜる。

終って参加者の一人に「眠らないようにがんばろうと思ってきたのに、
おもしろくて、三時間があっというまでした。こんなの初めてです」と話しかけられる。
ありがたいこと。

 だが同時に、講演というジャンルが、今まで「ためになる話なんだから
つまらなくてもあたりまえだ。しかたないんだ」というえらそうな錯覚のもとに
どれだけつまらない講師をはびこらせ、
その結果、どれだけ大勢の人を退屈させ、
また講演と言うジャンルをだめなものにしてきたかと思うと、げんなりする。
知的なエンターティメントなのに。

京都に戻る。
駅の中央口は昨日の台風で天井のガラスが割れて落ちて閉鎖中。
知人とまちあわせて夕飯を食べてから、ホテルに戻る。