セーターの直し

昔から着ているセーターに穴が開いた。
前側だから目立つし、着られない。
しかたなく店に直しをお願いして
それが今日できてきた。
見事に直っている。
穴が開いているということは
そこの毛糸が上下左右で切れているということなのに
どういうしくみか、それがつながっていて
しかもどこでつながっているのか全然わからない。
どこからどこまで編みなおしたんだろう?
木綿の服なら、とも布があればそれを穴の裏からあてて
縫うのだろうが、毛糸にとも布なんてない。
するとこの穴をなくした毛糸はどこから持ってきたのだろう?
以前、車がへこんだときにまったくなにもなかったように元通りにしてくれた
鈑金屋さんの仕事も
ミラクルだったが、どの世界でもプロの仕事は不思議だ。