3月10日

雲一つない青空。
朝、バスでポルト市内のレロ書店へ。
ここは「世界一美しい書店」といわれるところ。
ネットのインフルエンサーの力が大きくてそれはいいのだが集まりすぎ。
表には時間の標識を先頭に行列ができ、
15分ごとに100人入る。
別に大きい書店ではないので中はイモ洗い状態。
中央のハリーポッターに出てきそうな曲がりくねった階段がポイントで
ここでも写真を撮る人の行列ができている。
美しいのだが本をゆっくり見ることもできず、ほうほうのていで15分後に退出。
歩いてサン・ベント駅の壁の見事なアズレージョ(タイル画)を見て
ドン・ルイス一世橋を対岸に渡る。
この橋は二階建てで上を渡る。
ここは中央はトラムが通るが歩道との段差はないので気が付かないと
後ろから来たのにひかれる。
実際、カメラに夢中であぶなかった人がいた。
絶景のドーロ川を渡ってゴンドラで川岸に降りる。
ヨーロッパはどこの町のレストランやカフェも
外にテーブルとイスとパラソルをだしていて
それが美しい。
お昼にタコのリゾットをいただく。
タコがとてもやわらかく簡単にかみきれるのにびっくり。
肉と同じようにひたすら叩くのだそうだ。
日本にはない食べ方。
お昼を食べた後は自由行動。
ホテルへの帰り方を教わり、岩城さんと二人で歩き出す。
ポルトは坂の町で石畳の道を登ったり下りたりが多い。
まずは岩城さんが調べたおもちゃ屋二軒をめざす。
といっておもちゃ屋「ギッズいわきぱふ」の店主である岩城さんのオメガネにかなう
ドイツのようなおもしろいおもちゃ屋はなかなかないのだけれど。
それから市場をひとまわりしておやつを食べ、
クレリゴス教会をめざす。
ポルトで一番高い塔があり、海からも見えて灯台代わりになるそうだ。
せまい石のらせん階段をぐるぐる登って塔の最上段へ。
市内が眼下に見渡せる。
どこもそうだが日本なら安全対策で手すりや看板や
強化ガラスやいろいろつけるが
そういうものは必要最小限。
飛び降りる気になれば簡単にあの世に行ける。
その分、昔のままを感じられる。
おりてきて近くのレストランへ。
ぼくは昼に続き、タコのグリルを頼む。
ステーキのお皿の上にビーフステーキの代わりに
太いタコの足が一本のっていて、ナイフとフォークできりわけていただく。
タコがこんなに美味しいとは思わなかった。
すっかり暗くなってサンベント駅から地下鉄に乗り、
駅から歩いて15分。郊外のホテルに9時頃たどりつく。