今日も暑い日。
今日のゲストは尾崎富美子さん。
短大でエプロンシアターを教えているやさしい先生で
ずいぶん昔からの知り合い。
エプロンシアターにはどんな可能性があるのだろう?
ということで、見せてくださるようお願いした。
ぼくの方は午後に「安寿と厨子王」を入れた。
泣ける話。
でも、ちょっと前なら知らない日本人はいない話だが、
今は筋はおろかタイトルも初めて聞くという人も多い。
というわけできっちり語る。
とんち話の方は「びんぼうくじをひくな」。
八ヶ岳ものだと、この「びんぼうくじ」と「ネズ天パーティー」が
とんち話になる。
連日、終了後はロビーに出てサイン会をさせてもらっている。
とくに今回は偕成社が8月下旬に発売予定の
「あいことばは名探偵」を今回用にだけ
先に刷ってくれ、それを先行発売している。
それに子どもの名前とぼくのサインをいれていく。
「今回100冊限定ということにプレミア感があるのか
ふだんは図書館で借りて読んでいるという子どもに
親が「今日だけ特別よ」と言って、財布のひもをゆるめている声が
聞こえる。いいなあ。
ふだん、本を買ってもらわない子が今日は買ってもらっているんだ。
子どもには「今日は特別」という特別の日がやっぱりあってほしい。