2020年6月16日 現代民話考 コロナのせいでできた長い休暇。読書も短編ではもったいない。平凡社の「日本残酷物語」5巻とちくま文庫の「現代民話考」全12巻を読み直している。どちらもどこを読んでもいいので。「民話考」は今まで狐や狸や狼のところばかり読んでいた。幽霊や死の知らせはぞっとする。松谷みよ子のたくさんの仕事の中でこれをまとめたのが最大の業績と思う。今ならネットだがそれがない時代にこれだけの集積は気が遠くなる。すばらしい。 投稿ナビゲーション前の投稿: ラストディール次の投稿: 現代民話考