今日は駒場の日本近代文学館で楽しいお話会。
ホテルを出て9時半に会場へ。
すでに文学館側で椅子を並べてくれていた。
制作部の4人も来てくれて売り場を作る。
ぼくは黒須さん、君川さんと音合わせ。
10時半開場。
前はぼくは開演まで衝立の裏に
隠れていた。
でもそれだと来てくれた大勢の人と
挨拶ができない。
なぜなら終演後にぼくが子ども相手に
サイン会をやっている間に
その行列を見て挨拶をあきらめて
帰ってしまう大人が多かったから。
その反省を踏まえて
開場からずっと入り口近くにいることにした。
おかげで少しづつでも
なつかしい人達と会話ができた。
11時に午前の部、開演。80人大入満員。
ぼくかトップバッターで10分。
「春になると靴下屋がもうかる」。
次に黒須さんのモノモノショー。
また、ぼくで「ことばは丁寧に」。
ぼくの話はどちらも
朝日小学生新聞向けに書いた話。
語れば5分もかからないのだが
そういう話をたくさん持っていると
なにかと重宝する。
また黒須さん。
この杉山→黒須→杉山→黒須のドタバタした
流れの後に君川さんがまとめて
ドンと話す。
すぐに静かな空気の世界に入る。
でトリがぼく。
時間調整も兼ねて「八ヶ岳の虫」。
さらにアンコールに応えて3人が5分づつ
パフォーマンス。
ここまでで1時間45分。
これで午前の部、終了。
すぐにまた入り口の辺りで
帰る人と雑談やらお別れの挨拶やら。
午前の部のお客さんがすべて
引き上げたのが1時20分。
20分後には午後の部の開場が始まるので
大急ぎでお昼を食べる。
また80人入って2時から午後の部開始。
午前午後通しという人もけっこう多い。
順番は午前とまったく同じだが
なかみは3人ともすべて違うもの。
ぼくは「空を飛んだカメ」と「キツネとクマ」。
最後が「鼓が滝」。
前の君川さんの話を聞いてから
振り幅を広げるべく、違う系統の話をしようと
思っていたので、午前と午後では
だいぶ違う系統の話になった。
すべて終了して3時45分。皆さんを
お送りしてから片付け。
4時半には公園の門が閉まって大急ぎ。
近くのカフェでアンケート用紙を
スタッフみんなで回し読みして
お話し会を終える。
雑貨を目の前であらものやのように広げて
話を作っていく黒須さんのショーはもちろん
無二のもので大受けだし
君川さんの語りは絶賛されるし
クレームもまったくなく
とても楽しい時間だった。
新宿で1人になり、解放感いっぱいで
夕飯をすませ、あずさの時間まで
カフェで心底のんびりする。
夜8時発のあずさで小淵沢に向かう。