池袋演芸場

さわやかな晴れ。
東京日帰り。
午前中、五反田の山村歯科。
今日はもう、これで用事なし。
夢のような話。
お昼に池袋へ。
西口広場で今日まで古本市をやっている。
しばらくうろうろ。

ひさしぶりに寄席に行きたいと思う。
2時から池袋演芸場へ。
にぎやかに大勢出てくるのは新宿末広亭と
浅草演芸ホールだが、
話の中身を楽しみたいと思ったら
池袋と上野の鈴本の方がいい。
出演者は少ないが、一人の持ち時間が長い。
今日のトリは五明楼玉の輔。
「船徳」だった。好きな話で嬉しくなる。
他に白酒が「権助魚」。
馬石が浅い出なので「時そば」。
「時そば」は誰でもする話なので、
それぞれに工夫したギャグの入れ方が勝負になる。
オリジナルのくすぐりを聞くと、わかっていても笑ってしまう。
白酒の権助はそのまんまという気がしてとてもおかしい。

来年四代目円歌を継ぐことに決まった歌之介がマクラで
「今日は山口達也さんのセクハラ会見があって、しばらくはマスコミは
この話題でしょう。一番喜んでいるのは財務省ですね」と言っていたが
噺家のこういう目の付け所の早さは、いつもなるほどと思う。
5時追い出し。
おもしろかつた。元気になった。

夕方のあずさで小淵沢に戻る。