西条秀樹が亡くなった。
で、同じ日に星由里子も亡くなった。
ニュースの扱いは西条秀樹の方がずっと大きかったけれど
中学校の頃、東宝の「若大将シリーズ」を
映画館でリアルタイムで見ていた身としては
星由里子の方にずっと思い入れがある。
加山雄三扮する若大将の相手役だ。
中学生の頃、「スポーツ」とか
「音楽」とか「外国」とか「恋愛」とか「友情」とか
そういうものは、大学というところに行けば
みなあると思わせた。
もちろん、ぼくはひねていたから、そんな甘いはずは
ないとどこかで同時に感じていたけれど、でも「学園」ということばの
響きにはやっぱりうっとりするものがあった。
そんな気分は加山雄三の若大将シリーズで
もらったんだなと気がついた。