8月15日は諏訪湖の花火大会。
毎年50万人の人出と言う。
それでなくともお盆で高速が混んでいるのに
そこにぶつけるから大変。
中央高速の諏訪湖サービスエリアは高台にあって湖を見下ろす特等席なので
昼間から車を停めて夜まで出ない人がいるようで、本道まで車があふれる。
だから数年前から当日はサービスエリア全体が閉鎖されてしまう。
とにかく混む。
というわけで、この日は諏訪方面には絶対近づかないようにしている。
ところがこの数日、午後から天気が崩れだし、雷が鳴る天気が続いている。
今日も夕方から雨。
それでもなんとか花火は上がったようだが、外の行事はほんとに最後までどきどきする。
紅は雷がこわいらしい。
遠くで鳴っているとおびえてやってくる。
「だいじょうぶだ。雷さんは友だちだから、
あまり鳴らさないようにって電話しておくから」と言うと安心する。
しかし、こんな手がいつまでうまくいくか…。いい天気。
しかも湿度は低く気温は20度。
やっと本来のさわやかな高原の夏になった。
午前中、紅もいっしょに清里へ。
清里テラスの人気は年々上がっていて、
9時40分頃に着いたら、リフトのチケットを買う長い行列が
できていた。
1時間近く並んでリフトに乗り、清里テラスへ。
あがってしまえばとても気持ちいい。
風が寒いくらいでヤッケを着こむ。
うまく布ソファーの席にすわれて、コーヒーを飲みながら
富士山や奥秩父の山の大観を目の前に。
それにしても屋外で布ソファーのいすにすわるのは
なぜかとてもリッチな気分になる。
下で買ってきたシャボン球を紅と吹く。
シャボン玉はぼくの好きな三大おもちゃのひとつ。
三大おもちゃというのは、以前おもちゃ作家の和久洋三さんが
三大おもちゃとして「ボール、積み木、人形」をあげていたので
自分も意識して選んだもの。
とにかく、他愛無いものなのに、見ている人がみな幸せな気持ちになる。
清里テラスでも大勢の大人がニコニコして、
紅が吹くシャボン玉の行方を追っている。
子どもを主役にしてくれるという点もすてきなおもちゃだ。
午後、戻る。
今度は紅は森でセミのぬけがらをたくさん集める。
こちらは原稿書き。
夜、家の前で花火をする。