今日は木曽楢川小学校。
地元の木材をふんだんに使用した建物で
うっとりするくらいいい。
校舎に囲まれた小さな長方形の中庭は
冬になると水をまいてアイススケートリンクになるという。
アイススケートもあり、一年生からすべるそうな。
もうすぐシーズンなのだろう、
廊下にはスケート靴が並べてあった。
全校生徒60人がランチルームで一斉に給食をいただくのに
混ぜてもらった。
今日に向けてずいぶん前から学校全体で盛り上げてくれたようで、
今日の給食には全員にショコラケーキが出た！
ちゃんと、ぼくの「怪盗ショコラ」にあわせてという説明つきだ。
そのランチルームで特別時間割で全校生徒対象で60分のものがたりライブ。
60分だと3話できる。
終了後、退出する生徒全員と握手してほしいとの学校の要望をうけたが、
これは全員で「ありがとうございます！」と一斉に言われるのより、
はるかに自然で理にかなっていてよかった。
なぜなら、ぼくの前を歩きながらほんの一、二秒だけれど
ぼくと一対一になる時間があるので
言いたいことがある子はそこで
「○○の話がおもしろかったです」とか
「○○の本、読みました」とか
自分の音量で自分だけのことばを言えたからだ。
考えてみればあいさつとはそういうものだ。
小さい小学校ならではの良さだった。