晴れ。
愛媛県に入ってからは海に沿ってずっと北上していく。
岩松から長いトンネルを抜けて、宇和島の町に入っていく。
宇和島は今回の旅で通る一番大きな町になる。
だから郊外風のチェーン店がぞろぞろ出てきてから
ほんとうの町中に入るまで2時間たっぷり歩かされる。
高台の宇和島城の根元を半周まわって
ささいやロードという立派なアーケード商店街になる。
ただの商店街さえこの旅で初めてなのに、
高いアーケードがあり、かつ長い。
シャッターがおりている店が多いのが惜しいけれど、
クリスマスセールをやっていて、
ジングルベルが流れている。
寺をめぐる旅だからすっかり忘れていたが
ちまたはクリスマス商戦だった。
ちょうどお昼になり、せっかくなので郷土料理の店に入る。
こういうのをさがすとき、スマホは便利だ。
店を調べて地図機能を使うとルートも所要時間も出る。
「たいめしとさつまめしのよくばり定食」というのをいただく。
宇和島の鯛めしはタイの刺身に生卵とだし汁をといたものをいっしょにして
ごはんにかけて食べる。
さつま汁も冷汁をごはんにかけて食べる。
すべて流動食。体にやさしいかも。おいしかった。また食べたい。
宿には暗くなる前に着けそうなので、駅前の床屋に行く。
年末だからどっちみち行かなければならないからちょうどいい。。
ぼくは小淵沢に来てからずっと決まった床屋を持っていない。
いつも旅先で行くので、今の頭は盛岡の床屋さんにしてもらつた。
で、今回は宇和島の床屋さんにやってもらうことになった。
今夜の民宿は素泊まりなので駅近くのスーパーで食事を買っていく。
弁当を買うのでなく、ごはんと惣菜をいくつか選んで買う。
宿までは車道を8キロだから2時間と言う計算がなりたつが
川に沿ってけっこうな登りだった。
今夜泊まる三間という地区はけっこう高台の町だった。
4時過ぎ到着。