毎年12月になると、ドイツのヴェルナー社製の木彫りのノアの方舟セットを並べる。
ほんとうは一年中飾っていたいが、それでは新鮮さが失せるので
あえて禁欲的に12月のお楽しみと決めている。
最初は少しだった動物を買いたし買いたしして、
今ではつがいで60種、計120匹を越えるコレクションになった。
それを方舟に向けて長い行列に並べた。
前が鳥や小さい動物で、キリンやゾウを最後の方にする。
この順番をどうするかが悩ましくも楽しい。
小淵沢には木のおもちゃの専門店「イカロス」があって
ときどきのぞきに行く。
今年は新作「雷鳥」がはいっていた。
ちゃんとオスとメスでつくりが全然違う。つがいで購入。
人に見せて自慢したいのだが、自慢する気満々ととられるのがつらいので、
夜中にひとりでニヤニヤしながら見ているのが毎年のこと。