今年からは帰り道。
長崎から、九州の出口の門司までの帰り道はいくつかある。
来た時と同じ諫早→佐賀→鳥栖→博多と行くコース。
諫早→大村→武雄→佐賀コース。
長崎→佐世保→伊万里→博多コース。
どれも魅力的だが結局、島原半島を有明海沿いに歩き
島原から熊本に船で渡るコースに決める。
「島原」という音の響きに魅かれた。
諫早からペタペタ歩き出す。
ほんとに平ら。
島原鉄道に沿っているので、ときどき黄色い一両だけの電車が
横を過ぎていく。
正面に荒々しい雲仙普賢岳がドーンとある。
一番高いところにドームと呼ばれるとんがりが見える。
神代という駅まで歩いたところで夕方になる。
このあたりに宿はなく、島原鉄道で諫早に戻る。
ホテルの裏のスーパーで弁当を買って夕食にする。