柳川へ

朝、電車で大牟田まで行き、北上を続ける。
大牟田は三池炭鉱があったところで、
子どもの頃のぼくは三池炭鉱と筑豊炭鉱の区別がついていなかった。
盆踊りの定番だった炭坑節の「月が出た出た 月が出た 三池炭鉱の上に出た」で
三池炭鉱という名は知っていたが。
1963年に大きな爆発事故があった。
450人亡くなり、その倍の一酸化中毒者をだした。
ぼくが小学生の時のことで新聞の一面に大きく見出しが
載っていたのをうっすら覚えている。
 市内には炭鉱関連の記念の碑とかが残っている。

そこから歩き出して、今夜の宿の柳川をめざす。
有明海の干潟に近づいてくると
道は平たんで周囲は、だだっぴろくなる。
ときどき雨が混じるようになり、
今回初めて傘をさして歩く。
雨だと休むところもないし、逆に歩ははかどる。
昼過ぎに柳川に着いてしまう。
 宿は駅前なので、もう終わりにして
柳川名物の川下りをすれば楽しいが、雨だ。

明日の分を歩いてしまうことにする。
西鉄の線路に沿って10キロほど歩き、
大溝という駅から電車で柳川に戻る。
まだ雨が降っている。