御神渡り

晴れ無風。
諏訪湖に御神渡りを見に行く。
御神渡り書いて、おみわたりと読む。

諏訪湖は周囲16キロの大きな湖だが
冬に全面結氷して、さらに寒い日が続いて氷が厚くなると
氷が割れて、馬のたてがみのようにたてに盛り上がる。
その氷のたてがみが一列になって湖を縦断する。
 それは、諏訪大社の上社の男神が
下社の女神のところに、湖面を渡って通う跡だということで
昔から御神渡りと呼ばれている。
 このところ、暖冬が続いてできなかった御神渡りが、
今年は5年ぶりに出現ということで地元は色めき立っている。

氷の列が陸地に近づいたところが一番見やすいので
大勢の人が近くの駐車場から歩いて湖岸に集まっている。
 氷の湖が日の光にキラキラして、バックの雪山とあいまって
美しい。
男神様は五年ぶりに女神のところに行けてよかった。
でも歩いて行ったということなんだろうか?