3月13日曇り。
朝、バスでシャフリサーブスの街へ向かう。
建国の英雄チムール帝の生まれた町。
とはいえ270キロもある。
道はまっすぐだがスピードを出しすぎないよう
100mごとに段差を作って減速を強いる。
おかげで5時間かかった。
車窓はひたすら地平線までの草原か荒れ地。
森はない。高低差もない。
途中休憩したガソリンスタンドの店で
お菓子を買う。
ウズベキスタンの通貨はスム。
円から直接両替できないので
150ドル(約2万2千円)を両替所に出したら
187万5千スムも来た。
10万円札がどっさりで大金持ちになったよう。
ただしチョコと飴で2万3千スムも請求され、
ぼられてる気がしたが考えたら200円くらいなので
相場だった。
でも、この戸惑いは最終日まで治らなかった。
やがて遠方に雪をかぶった山を見るようになり
シャフリサーブスに入る。
必要以上に高い建物の
タイル張りとレンガ積みの素晴らしさに感嘆。
ただし、そのあとバスに乗って
サマルカンドへ。
これがまた3時間。
自分達だけなら絶対こういう
ハードなスケジュールは
組まないが、でもツアーだからこそ
無駄なく連れてきてもらえたのも確か。
ホテル到着後、もちろん今夜も
夕食の後、岩城さんと散歩。
ぼくらの連日の夜歩き癖を知って
同行したいと言ってくる女性もいて
みんなでレギスタン広場の
ライトアップを観に行く。
ウズベキスタンはとても安全な感じ。
道のそこここにペプシコーラや水の
ガラスのケースが出してある。
自動販売機ではないが
泥棒がいないからできることだ。