ウズベキスタン4日目。
今日は青の都として名高く
ウズベキスタン1の見どころ
サマルカンドの街歩き。
ただし天気は雪!
だいたいウズベキスタンがどういう国か知らず
いきあたりばったりを楽しむような旅なのだが
暑さ寒さの見当がついていなかった。
で一応、帽子、マフラー、手袋をそのまま
着て小淵沢を出たのがすべて役だった。
他の人は「寒い寒い」と言っているが
小淵沢と変わらないので
ぼくにはどうということもなかった。
まずはレギスタン広場へ。
広場をコの字の形に囲んで
豪壮な青いモザイクタイルの門が
張り合うように並ぶ。
ウズベキスタン観光パンフレットに
必ず出てくる光景。
たいていは抜けるような青空がバックだが
今日は雪だ。これは予想外だった。
中は金を貼り巡らしたドーム天井。
気が遠くなるような作業だ。
青緑の小皿を買う。
そこをゆっくり見るだけでお昼になり
レストランで
名物のプロフをいただく。
今、ぼくらが食べているピラフは
プロフが語源ですと教わった。
バザールで買い物。
食品から雑貨まであらゆるものを売っている。
外国の市場は大好きだ。
雪の中、道端のおじいさんから焼きたての熱くて
大きなパンを一個丸ごと買う。
ねぎって1万スム。とても安い。
もちろん日本に持って
帰って小淵沢の友人達と切り分けて食べる予定。
最後にシャーヒズィンダ廟群。
丘の上に青い建物が小道の両側に並んで
見応えがあった。
夕方の5時にホテルに戻り
いったん休憩で6時から皆で
近くのレストランに行くのだが、
ここしかフリータイムはないというわけで
岩城さんとそのまま街に出る。
岩城さんはぼく以上にアクティブで
早朝に1人で街を歩き
書店とおもちゃ屋を発見していた。
ただし、閉まっていたから
そこに行こうというわけ。
表通りから路地に入ると
学生街らしく若い子が大勢歩いている。
ちゃんとどちらの店にも入れたが
本でもおもちゃでも日本ほど種類が多く
品質もいい店はアジアでは見た事がない。
おもちゃは中国製のものと
ディズニーがらみのものが少しずつあるだけ。
絵本もグリムの昔話しかなかった。
ちなみに言語はウズベキスタン語と
ロシア語とペルシャ語が流通しているそうだが
もちろんぼくにはどれがどれやらわからない。
往復でちょうど1時間歩いてホテルに戻り
夕食はマンドゥ。小籠包のようなもので
いかにもシルクロードぽかった。