夜はさっさと寝て、朝5時半に起きる健康的な毎日。
ホテルとプークの間は徒歩5分。
西新宿のビルの谷間を歩いてすぐ。
それでも時間が決まっているので、通勤している気がする。
ただし、今日は日曜日。
ふだんはたぶん都庁の職員が道いっぱいに歩いているのに
うそのように人通りが少ない。
9時プーク着。
今日のゲストはマジシャンの、めるしー渡辺さん。
いいなあと思うのは子どもの数がとても多いこと。
ぼくの手元には毎日の予約の人数が、
制作部から届けられている。
もちろん、直前キャンセルや当日参加もあるから
多少ずれるものの、だいたいの見当はつく。
今日の午前中は大人45人、子ども45人の計90人だ。
すごい! 半分、子どもだって。
なんてすてきなんだ。
未来につながっているぞ。
日曜日だから父親も出やすいだろうし、7日間のどの日に行こうかと
なったとき、ゲストは「マジック」とあったら「子どもをつれていくなら
この日にしよう」と考えるのは、とても自然だと思う。
子どもをマジックやパントマイムやジャグリングに連れて行って
子どもが大笑いしたり、目を丸くして驚いたりするのを見るのこそ、
親のだいご味というものだ。
で、めるしー渡辺さんといえば、アライグマのロッキー君と
いっしょにする大イリュージョン。
ぼくはもう、30年近く前から見ている。
今回はロッキー君に催眠術をかけて胴体切断をやってのけた。
ちゃんと生きかえるから、みな拍手。
子どもが多いということで、ぼくも午前は「八ヶ岳の虫」
午後は「八ヶ岳の月」。
どちらも夏向きの壮大なホラ話。
子どもの笑い声を合いの手に語るのはなんとも楽しい。