ひきつづき多気町

朝、車が迎えに来てくれて
2時間目は佐奈小学校で45分。
ここもかわいい小学校で全校いっしょ。
移動して3時間目は津田小学校。ここも全校。
また移動して4時間目は勢和小学校の低学年。
移動時間は15分しかないのにとちゅうに峠越えがあったり、
くねくね道があったりして
運転手さんがとばしてくれる。
 勢和小では車はぎりぎり開始1分前に到着。
体育館に横付けし、体育館の戸をあけると
すでに大勢の子が床に座って待っていて
拍手で迎えてくれる。
あちこちの学校と連絡をとりあって
こういうスケジュールを作ってくれた図書館のみなさんの
エネルギーに感謝。

給食をいただき、5時間目は高学年に45分。
そのあと、隣接している勢和中学校まで歩いて
6時間目は中学校の1、2年生。たんていもの。

これで今日の日程は終了。
宿まで送ってもらう。
宿はとても静かな集落の高台にあるが、下に下りて
5分歩いたところに「少女まんが館TAKI1735」というカフェがある。
ここは少女漫画のコレクションが7000冊というすごいところ。
勧められて、夕方行ってみる。
 何人かの年配の女性が漫画を読んでいる。
ここは80年代の少女漫画が多いのだそうだ。
そうはいっても、ぼくには全然わからない。
昔、山岸涼子と萩尾望都は読んだけれど
そこで停まっている。
リボン派となかよし派があるとか
マーガレット派、別フレ派、白泉社系とかのことばで
若い頃の自分を定義する女性たちがいるとは知らなかった。
 さて、お茶をのみながらなにを読んだものやら…
みつはしちかこの「小さな恋のものがたり」にする。
完結していたとは知らなかった。

夜は勢山荘に大勢のスタッフやご縁のみなさんが来てくれて宴となる。
楽しい。