飯高町

朝、多気町のとなりの松阪市飯高町のNさんが迎えに来てくれて車に乗る。
飯高町振興局の2階で宮前コミュニテイスクール主催で90分のものがたりライブ。
一般対象。
コミュニティスクールというのは「小学校と地域が手をとりあって
近所の子どものためにできることをしよう」という考え方でなりたっていて
スタッフには地元の人もいれば校長先生もいる。
年配の男性の方が多い。
ピーティーエーの「学校と親で」というのと、また一味違う考え方。

 当初、30人くらいという予想がふたをあけたら親子づれ中心で50人になって
スタッフの皆さんが喜んでくれる。よかった。

今日はこれだけ。
午後は宿で読書。原良枝の「声の文化史」。
「音声読書としての朗読」というサブタイトルがついている。
朗読の歴史や意義について、これほどきちんと調べて書かれた本はないだろう。
りっぱな本。
なかな読み進めないが、坪内逍遥と森鴎外の「朗読論争」なんてのが
明治時代にあったとは知らなかった。
どちらもビッグネームだからちょっとわくわくする。
それにしても森鴎外は重箱の隅をつつくようにからみ過ぎ。よくない。