ポップサーカス

東京から朋子と紅が来た。
ちょうど今、2月末から4月頭まで
甲府のとなりの甲斐市にテント掛けのサーカスが来ているので
みんなで見に行くことにする。

午前中、朋子たちが甲府駅まであずさで来たのを車で拾って
いっしょにラザウォークへ。
ラザウォークは地元の大きなショッピングセンター。
その横の空き地に大きなテントが立っている。
ポップサーカス。
日曜日ということもあって、けっこうな人出。

昔からずいぶんたくさんサーカスを見て来た。
リングリングサーカスもボリショイサーカスもインド魔術団も
中国雑技団も木下サーカスやキグレサーカスも。
シルクドソレイュのような完成度の高いのもあれば
二家族くらいでやっている貧乏くさいサーカスや
場末のあやしげなのもあった。
むしろ、あやしげな方に妙な親近感を覚えるのだが
ともかく、小屋でサーカスを見る時にある
このワクワク感はなんなのだろう?

ピエロが出てきて単純な失敗をする。
それでみんな笑いころげる。
でも紅はピエロを見て「こわい」ともいった。
よし、その感性は悪くない。

出演者はすべて外国人。
それも北米・南米・アフリカ・中国各地から来ている。
で、ジャグリングもマジックも力業も
どれもワールドクラスの圧倒的なパフォーマンスだった。
最期はサーカスの華・空中ブランコ。
定番中の定番。
こういうのはほんとに定番通りがいいと思う。
おもしろかった。