朝4時甲府発のバスで成田空港へ。
7時過ぎ着。
友人の岩城敏之さんと待ち合わせて
いっしょにチェックイン。
旅行会社のツアーにまぎれこませてもらう。
毎度のことだけれど、女性の友人同士と言う参加はあるが
男性の友人同士で海外へというのはどうやら珍しいようで
先日の川端さんとの時同様、ぼくらだけだ。
世の奥様方から
「いいですね、そういうお友達がいて。その点、うちの夫なんて…」とよくいわれる。
でも、なかなか1週間もまとめて休みがとれる男同士っていないだろう。
ぼくらは自由業だ。
と思ったが、考えてみれば参加する男性はたいていもう、歳が行っていて
仕事をリタイヤした男ばかりなので、時間はある。
たしかに職場を離れると、とたんに友人がいなくなってしまう男性は
多いのかも。
行先はポーランド。
ぼくらの眼目はアウシュビッツだ。
10時間のフライトでポーランドの首都ワルシャワへ。
そのままバスで南部のクラクフへ200キロの移動。
ポーランドはどこまで行っても平原の国で
どちらを向いても地平線のみ。
そのまんなかをまっすぐな道がつらぬいている。
だから国全体の面積としては日本の方が大きいが
日本は山ばかりだから、実際に使える面積は
ポーランドの方が断然大きいは。
そしてその「平らでどこからも簡単に入ってこられる地勢」が
ドイツやソ連の侵入を簡単に許して
苦難の歴史が続くことになる。
ホテルに着いたらもう夜。
ちょっと近所のスーパーに散歩に行っただけで即、寝る。