おもちゃばこフォーラムin京都 一日目

今日と明日は京都のおもちゃばこフォーラム。
回を重ねて24回目。
24年の年月をかさねてきたことになる。

朝の電車で小淵沢~塩尻~名古屋と乗り継ぎ、新幹線でお昼に京都に入る。
バスで東山の聖護院へ。
八つ橋で有名なところ。
聖護院御殿荘が今年の会場。
大人子どもあわせて100人くらいの参加者。

大広間にはおなじみのおもちゃ作家のみなさんがめいめいにブースをだしている。
常連も多く、まずは「やあやあ」と久闊を叙す。
2時から、いつものようにぼくのワークショップ。
 今年は4年に一度のサッカーのワールドカップの真っ最中。
で、4年に一度、ワールド紙カップという工作大会をやっている。

大人たちが4~5人ごとに分かれて12の班になる。
その班はくじをひいて、ドイツだのフランスだのの国になる。
各テーブルには紙コップが大量におかれ、その紙コップを使って
ぼくがだすテーマに沿って、おもちゃを創作していく。
テーマは「音が出るおもちゃ」「飛ぶおもちゃ」「変化するおもちゃ」など
いろいろ。
 国ごとのイメージも加える。
で、1時間後、一通りできあがったところで順にプレゼンし、審査員が一番おもしろい
おもちゃを作った国に投票する。
 結果、今回のワールド紙カップの優勝国はブラジルだった。
本番でもありうるかもしれない。

おいしい夕飯をいただき、夜はおもちゃライブショー。
午後のワークショップは大人と子どもでプログラムが違ったが
今度は一緒にステージを楽しむ。
まずは古橋理絵さんの紙芝居。
古橋さんの紙芝居は幼稚園保育園でする教育紙芝居ではなく
街頭紙芝居。
昔ながらの俗悪タッチの絵の奇想天外な筋。
途中から始まり、いいところで終る。
子どもたちは「続く」で終ってしまうことに驚いていたが
街頭紙芝居はそういうもの。

そのあと、ヨーヨーチャンピオンのTAKAさんによるヨーヨーショー。
音楽にあわせて、さまざまな大技をスピーディーに見せていく。
かっこいい。
これは小学生の、とくに男の子はひかれるに決まっている。
あとで群がっていた。

休憩のあと、9時から大人のための夜のワークショップ。
さまざまな工作の他、座禅だのまりつきだの全部で10のコーナーがあり
数人づつにわかれて参加する。

それが終わってもまだまだ起きている人は多い。
この数年はカードゲームやボードゲームを教わって
楽しむ人たちが増えている。
 でも、ぼくも以前は夜中まで参加していたが
だんだん、つらくなってきた。
日付けが変わる前に部屋に引き上げる。
テレビではワールドカップをやっていたが、
チラッと見ただけで眠気に勝てずダウンする。