オマーンの都

朝9時半、荷物をまとめて2泊したスールのホテルをバスであとにする。
海岸沿いに北上して首都マスカットをめざす。
途中、ビマー・シンクホールという泉で休憩。
きれいなエメラルドグリーン。
ここもこの前のオアシスのようにドクターフィッシュがいて
足を水につけるとまとわりついてくる。
そこから2時間走ってマスカットの町に入るる
ここは大都市。
しかもとてもきれいだ。ゴミひとつ落ちていない。
お昼はトルコ人が経営するファミリーレストラン。
クエの焼いたのが1人につき半身出てくる。
ホッケよりもさらにさらに大きく、ほんとにこんなに食べられるだろうかと
互いに顔をみあわせる量。でも、おいしいから食べられた。

それから近所のショッピングゾーンへ。
これは高級な店ばかりが入った大きなビルで自由行動になる。
スーパーのカルフールも入っていたが、あまり見たいところはなし。
迎賓館と港の要塞を外観だけ見てマトラスークへ。
マスカット最大の市場。
ここでも自由行動になる。
ここは旧市街にあり、外観はアメ横で、売っているものは仲見世。
大勢の人が出入りしている。
ガイドさんから「中は迷路だから迷わないように」なんていわれると
ますます血が騒ぎ、川端さんとつっこむ。
おみやげものもたくさん売られている。呼び込みも多い。
ナツメヤシとえはがきと
自分用にTシャツを1枚買う。
定価はあるんだかないんだか、値切ると必ず安くなる。

夕飯は近くの下町風の大衆食堂。
細長いおコメや鶏肉が
たくさん出てきてとりわけて食べるのだが、基本的に少食な日本人のしかも年配が多い
一行は盛大に残してしまう。
日本人だから、残すことを申し訳ないと思う。
すると一行の中の1人のおばさんが「こんなに量はいらないからもっとおいしいものを
食べさせてもらいたい。
みんなで旅行会社へのアンケートに書きましょう」なんて煽っている。
心がけがよくないなあ。
 今までずっとそれなりのホテルで高いものを食べてきた。
砂漠の民が食べられるはずもないものを。
やっと今日、現地のみなさんと同じものを食べる機会ができたのに。
たしかに少々、味は濃いめだったけれど、それはまずいというのとは違う。
したがって、ぼくは「こういう庶民的な店がコースに入っていてよかった」と
アンケートに書くことにしよう。
ツアーはいろいろな人がいて、ふだんならまったくおつきあいしないタイプの人とも
数日を共に過ごすことになるから、おもしろいといえばおもしろい。

マスカット空港へ。
夜11時半のフライト。